ヒロアカ映画は本当に「ひどい」のか?徹底分析と映画の楽しみ方

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まさか、あの大人気『僕のヒーローアカデミア』の映画が「ひどい」?」

そんな噂を耳にしたことはありませんか?でも、ちょっと待ってください。その評価、本当に正しいのでしょうか?

実は、ヒロアカ映画には、一見気づきにくい魅力が隠されているんです。

この記事では、「ひどい」と言われる理由を徹底的に分析しながら、同時に作品の秘められた魅力や、120%楽しむための驚きの視聴法をご紹介します。

ファン必見の内容で、あなたのヒロアカ映画の見方が劇的に変わるかもしれません。さあ、デクたちと一緒に、新たな冒険の世界へ飛び込みましょう!

そして、ヒロアカの映画を見るなら漫画を読んでおいた方が100倍に面白くなるので以下の記事もチェックしてください。

目次

ヒロアカ映画シリーズの概要

まず、ヒロアカ映画シリーズについておさらいしましょう。

  1. 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」(2018年)
  2. 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(2019年)
  3. 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」(2021年)

これらの映画は、原作漫画やTVアニメとは別のオリジナルストーリーで構成されています。

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」(2018年)

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」は、2018年に公開されたヒロアカシリーズ初の劇場版アニメです。

あらすじとしては以下になります。

舞台は、世界最大の浮遊都市「I・アイランド」。デクたちUA高校の生徒たちは、夏休みを利用してこの島を訪れます。そこでデクは、天才発明家の娘メリッサと出会います。

しかし、突如島を襲った謎の敵集団によって、オールマイトを含む島中のヒーローたちの個性が奪われてしまいます。危機に陥った島を救うため、デクとメリッサは協力して立ち向かいます。

クライマックスでは、デクとオールマイトが力を合わせて強大な敵に挑む、熱い展開が待っています。

ヒーローの本質や友情の力を描きつつ、迫力のアクションが魅力の作品です。

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(2019年)

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」は、2019年公開のヒロアカシリーズ2作目の劇場版アニメです。

舞台は、雪深い離島「ナブー島」。デクたちクラス1-Aの生徒は、ヒーロー事務所の運営実習のためこの島を訪れます。そこで地元の子どもたちマヒロとキヨと出会い、絆を深めていきます。

しかし、突如島を襲った最強の敵「ナイン」とその一味によって、平和な島は混乱に陥ります。デクたちは島民を守るため、自らの限界を超えて戦います。

クライマックスでは、デクと爆豪が一心同体となって戦う衝撃的な展開が待っています。仲間との絆、ヒーローの使命、そして成長する若きヒーローたちの姿を描いた、感動的な作品です。

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」(2021年)

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」は、2021年公開のヒロアカシリーズ3作目の劇場版アニメです。

世界中のヒーローが集結する「ワールド・ヒーローズ・アソシエーション」の活動中、デクは爆発事件の容疑者として追われる身となります。逃亡中、彼は不思議な能力を持つ少年ロディと出会います。

一方、人類の大半を抹殺しようとする過激派組織「ヒューマリズ」が世界各地でテロを起こします。彼らのリーダー・フレクトの野望を阻止するため、デクたちは世界中を駆け巡ります。

国際的な舞台での活躍、新たな仲間との出会い、そして世界規模の脅威に立ち向かうヒーローたちの姿を描いた、スケールの大きな作品となっています。

ヒロアカ映画が「ひどい」と評価される4つの理由

ヒロアカ映画がひどいと言われている理由については以下のことが考えられます。

  • 原作と辻褄が合わない場面がある
  • キャラクターの扱いが不平等
  • ストーリー展開の問題点
  • アニメーション品質の課題

それぞれ解説します。

原作と辻褄が合わない場面がある

ヒロアカ映画が「ひどい」と言われる理由について1つは、以下のように原作との辻褄が合わないことにあると思われます。

キャラクターの能力バランス崩壊

映画では、主人公デクをはじめとするキャラクターの能力が大幅に強化されることがあります。

例えば、「ヒーローズ:ライジング」でのデクは、原作では到底扱えないレベルのワン・フォー・オールを使用しています。

ストーリーの本筋への影響度

映画の出来事が原作やアニメの展開に影響を与えないことに違和感を覚える視聴者も多いです。

「2人の英雄」で登場した若き日のオールマイトの相棒であるデヴィッド・シールドの存在が、その後のストーリーで全く触れられないのは、その典型例と言えるでしょう。

2. キャラクターの扱いが不平等

ヒロアカにはたくさんのキャラクターが登場します。

しかし、映画では取り上げられるキャラが限定されているのも各キャラクターのファンからは「ひどい」となっているのではないでしょうか。

脇役の軽視

映画では、デクや爆豪、轟といった人気キャラクターに焦点が当てられがちです。

例えば、「ワールド ヒーローズ ミッション」では、クラス1-Aの他のメンバーの活躍がほとんど描かれませんでした。

もっと他のキャラの活躍が見たかったと言う人も多いはず。

新キャラクターの薄さ

映画オリジナルキャラクターの魅力が十分に描かれないケースが多いです。

「2人の英雄」のメリッサや「ヒーローズ:ライジング」のマヒロとキヨなど、もっと掘り下げる余地があったキャラクターは少なくありません。

ストーリー展開の問題点

映画のストーリーについても以下のように不満を抱いている人はいるかもしれません。

急ぎ足の展開

2時間という制限時間内に、複雑なストーリーを詰め込もうとするあまり、展開が性急になりがちです。

「ワールド ヒーローズ ミッション」では、フレクトとその組織の背景が十分に描かれず、動機が薄っぺらく感じられました。

個人的にも、 ワールド ヒーローズ ミッションはかなり詰め込んだな〜という印象でしたね。

テーマ性の希薄化

派手なアクションシーンに重点が置かれるあまり、ヒロアカ本来のテーマである「ヒーローとは何か」という問いが薄れてしまう傾向があります。

最初の映画である「2人の英雄」についてはアクションだけでなく、「ヒーローとは」の部分も深く表現されていました。

しかしながら、映画が公開されるたびにアクション重視になって「ヒーロー」について部分が薄くなっていたかなと僕は思いましたね。

アニメーション品質の課題

「ひどい」と感じた人の中には、以下のような映画のアニメーション品質の部分を挙げているかもしれません。

作画の不安定さ

映画では高品質なアニメーションが期待されますが、一部のシーンで作画の質が落ちていることがあります。

「2人の英雄」の群衆シーンでのCGキャラクターの使用は、違和感を覚えた視聴者も多かったでしょう。

アクション演出の単調さ

個性豊かなキャラクターたちの能力を活かした戦略的なバトルよりも、パワーの強さを競うような単調な展開になりがちです。

ヒロアカ映画の隠れた魅力

確かにヒロアカ映画には、「ひどい」と感じる部分もあったと思います。

しかし、ヒロアカ映画には見逃せない魅力も多くあります。以下に、その魅力を詳しく解説します。

1. 世界観の拡大

ヒロアカの映画を見ると、原作やアニメにはない世界観が広がり、違った面白さを見つけることができます。

新たな舞台設定

各映画で描かれる新たな舞台は、ヒロアカの世界をより広く、深く感じさせてくれます。

「2人の英雄」のI・アイランドや「ワールド ヒーローズ ミッション」のヨーロッパの描写は、作品世界の奥行きを増しています。

基本的には原作は日本を舞台にしているので、外国の街並みをデクたちが駆け回っているの見るだけでも良いですね。

国際的なヒーロー社会の描写

映画では、日本以外の国々のヒーロー事情が垣間見られます。

これは、原作では十分に描ききれない部分であり、作品世界の理解を深める上で貴重な要素となっています。

「ワールド ヒーローズ ミッション」に登場するエジプトの「サラーム」なんかは独特で面白かったですね。

キャラクターの新たな一面

映画では、原作では見られなかったキャラクターの新たな一面を発見できます。

普段とは異なる環境での成長

映画では、キャラクターたちが普段の学校生活とは異なる極限状況に置かれることが多いです。

そこで見せる成長や葛藤は、キャラクターへの理解を深める絶好の機会となっています。

脇役の活躍

メインキャラクター以外の活躍も、映画ならではの魅力です。

例えば、「ヒーローズ:ライジング」での切島の奮闘は、彼の人気を大きく高めることになりました。

3. 圧巻の映像美

映画のヒロアカといえば、圧倒的な作画の良さです。

大規模アクションシーン

映画ならではの予算と技術を活かした大規模アクションシーンは圧巻です。

「ワールド ヒーローズ ミッション」のクライマックスでの空中戦は、多くのファンを興奮させました。

僕も映画で見ていましたが、圧巻のアクションシーンで引き込まれました。

最新作の第4弾も絶対に映画館で見たいですね。

緻密な背景描写

劇場版ならではの細かな背景描写は、作品の世界観をより豊かに感じさせてくれます。

「2人の英雄」のI・アイランドの未来都市としての佇まいは、見応えがありました。

4. 音楽と声優陣の熱演

音楽が声優人の気合の入れ方も映画では一味違います。

印象的な劇伴音楽

映画のために書き下ろされた主題歌や挿入歌、そして劇伴音楽は、作品の雰囲気を大きく盛り上げています。

特に「ヒーローズ:ライジング」の「Higher Ground」は、多くのファンの心に残る名曲となりました。

声優陣の感情豊かな演技

キャラクターを演じる声優陣の演技も、映画の魅力を高める重要な要素です。

山下大輝のデク役や岡本信彦の爆豪役をはじめ、各声優の熱演は作品に命を吹き込んでいます。

ヒロアカ映画を120%楽しむための視聴法

ヒロアカ映画をより深く楽しむためのヒントをご紹介します。

1. 原作との違いを楽しむ

パラレルワールド的発想

映画のストーリーを、原作やアニメとは別の「もしも」の物語として捉えることで、新たな楽しみ方が広がります。キャラクターの能力や関係性の変化を、別の可能性として楽しんでみましょう。

原作との繋がりを探す

逆に、原作やアニメとの繋がりを探すのも面白い視聴法です。些細な台詞や背景の小道具にも、原作ファンならではの発見があるかもしれません。

2. 映画ならではの演出を堪能する

大スクリーンの迫力を体感

アクションシーンや壮大な風景描写は、大スクリーンで観ることでより一層その魅力が増します。できるだけ大きなスクリーンで観ることをおすすめします。

音響効果に耳を澄ます

劇場の音響システムを活かした効果音や音楽は、作品の臨場感を高めてくれます。音の立体的な広がりにも注目してみましょう。

3. ファンコミュニティとの交流

SNSでの感想共有

映画を観た後、TwitterやInstagramなどのSNSで感想を共有することで、自分が気づかなかった魅力や解釈に出会えることがあります。ハッシュタグ「#ヒロアカ映画」などを使って投稿してみましょう。

ファンイベントへの参加

映画公開時には、様々なファンイベントが開催されることがあります。これらに参加することで、作品への理解が深まり、新たな楽しみ方を発見できるかもしれません。

4. 繰り返し視聴による新たな発見

伏線や細かな設定の発見

一度見ただけでは気づかない伏線や細かな設定が、繰り返し観ることで見えてくることがあります。特に、Blu-ray/DVDでの家庭視聴では、気になるシーンを繰り返し確認できるのでおすすめです。

キャラクターの成長を追う

各映画でのキャラクターの言動を比較することで、彼らの成長や変化をより深く理解することができます。

まとめ:ヒロアカ映画の真の価値

ヒロアカ映画が「ひどい」と評価される理由には、確かに一定の根拠があります。しかし、その評価にとらわれすぎると、作品の持つ本当の魅力を見逃してしまう可能性があります。

映画版ならではの大規模な世界観、キャラクターの新たな一面、圧巻の映像美、そして心に響く音楽と演技。

これらは、原作やTVアニメでは味わえない独自の価値を持っています。

批判的に作品を見ることも大切ですが、同時に作品の魅力を積極的に見出そうとする姿勢も重要です。

そうすることで、ヒロアカ映画をより深く、豊かに楽しむことができるでしょう。

最後に、ヒロアカ映画は決して「ひどい」作品ではありません。

確かに改善の余地はありますが、多くのファンに感動と興奮を与え続けている事実は否定できません。

今後の作品にも、期待と愛を持って接していきましょう。きっと、さらなる驚きと感動が待っているはずです。

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